未解決事件は終わらせないといけないから

未解決事件は終わらせないといけないから プレイレビュータイトル画像 ゲームレビュー

こんにちは!徒然げーむすまろのすけです!

今回は、ミステリを体験できるゲームということで遊んでみました。
伏線が散りばめられていて、クリアした時にすべての点が線になる感覚が爽快でした。
ということで、プレイレビューです。れっつごー。

プレイ動画は徒然げーむすのYou Tubeチャンネルで是非ご覧ください!
面白かったら、チャンネル登録、高評価もよろしくお願いします!

徒然げーむす的 未解決事件は終わらせないといけないから の評価

★★★★★★★★☆☆ (星8/10)

少しずつ謎が解けていく感覚を体験できた点がよかった。最初の印象から、物語が進んでいくにつれて「あれ?実はこういうことなんじゃない?」と少しずつ全体像が見えてくる感じ。ミステリが好きな人におすすめ。特に叙述トリックが好きな人にはいいかもしれない。
ストーリー自体は短めなので、やめ時を考えずに一気にプレイするのがおすすめ。

クリア時プレイ時間(5.8時間)

【評価のざっくりした基準】
10:神ゲー
9:良作の一線を超える
8:良作
6~7:問題はあるが魅力がありオススメ
4~5:不満が多いので人を選ぶ
0~3:残念

ゲームの概要

『未解決事件は終わらせないといけないから』は、記憶のパズルのピースを探して組み替え、未解決事件の謎を解く推理ゲームです。退職した元警察官・清崎蒼をサポートして、陳述と手がかりを集め、事件の真相を確かめましょう。

2012年2月5日、公園で遊んでいた少女・犀華が行方不明になったという通報があった。
警察は聞き込みと捜索を繰り返すが、事件は解決せずに未解決事件の書類ファイルに眠る。

清崎蒼警部の退職から12年後、ある日訪ねてきた若い警官。
彼女は清崎が解決できなかった「犀華ちゃん行方不明事件」を終わらせるよう協力を要請してきた。
清崎はバラバラになった記憶のかけらを思い出して再構成するが、明らかとなったのは犀華の周りの全員が嘘つきだったということだけ。

Steam

良い点

矛盾の無いストーリーライン

未解決事件を記憶を頼りに解き明かすことが目的の作品。誰がなにを話したのかを、パズルのようにつなぎ合わせていくことで少しずつ謎が解けていきます。

登場人物が多めなのに、それぞれの会話には大きな矛盾が無く、ちゃんとまとまるように出来ているのでクリア時に「なるほどな~そういうことだったんだねぇ。」っていう感覚になれます。

ストーリー自体は、身近にはあまりない設定ではあるけど、いわゆるとんでもストーリーではなくて、腑に落ちるストーリーだったのもよかった。ちょっと切ないけど。

さくっとクリアできる手軽さ

今回のクリア時間は、5.8時間でした。
僕はおそらく他の人よりも時間がかかってる方なので、もっと早くクリアできる人も多いと思います。

手軽にミステリーの世界に没頭できるので、休みの日にサクッと遊んでみるのがいいかなと思います。

会話を繋げて真相をたどる斬新さ

会話と会話を繋げていくことで、物語がどんどん進行していきます。

このゲームの設定として「記憶がぐちゃぐちゃになっているので、会話の断片がちらばっているものをつなぎあわせていく」のが進め方です。

これがうまく表現されていて、いろんな会話がずらっと並んでいて、「なんとなくこれとこれは繋がりそうだな」とパッと見てわかるものもあれば、「この発言ってどういうことなの?」といったものまでがごちゃ混ぜの状態からスタートします。

最初はごちゃごちゃした会話の断片ばかりのものが、少しずつ繋ぎ合わせていくと、ちゃんと会話やストーリーが成立してる…。このパズル感が、記憶がぐちゃぐちゃになっているのを少しずつ思い出すということを追体験できるような仕組みでよかったです。

これくらいシンプルだと、普段、謎解き系のゲームをそんなにやらない人でも、楽しめるんじゃないかなー。

他の人の反応

不満な点

会話の順番に妥協が許されない

このゲームは会話をつなげていくのが主な操作なのですが、順番が少し違うだけでつながりをつくれなくなってしまうところが難しいなと感じました。

文脈で考えると、この発言とこの発言の順番が逆でも会話が成立するじゃん!っていうときも、正しい順番で会話を並べないと先に進めません。

なので、成立するはずなのにな~と思ったら、ちょこっと順番を変えてみると、あっさり進行できたりします。

チュートリアルがないのでどんな操作ができるのかがわかりにくい

すごくシンプルなゲームなので当たり前といえば当たり前かもしれないです。
ただ、ゲーム終盤になるまでヒントを得る方法があることに全く気づけなくて…。

前述の「会話の順番に妥協が許されない」というデメリットに挙げたように、文脈としては成立するはずなのに、順番を逆にするだけで進行できた!っていうときがしばしばありました。
その時に、このヒントの意味がわかってると、すぐに気付けて無用にまごまごしなくてすんだかな~と。

とはいえ、すっごいシンプルな操作性だし、気づかなったかのは僕の理解力の問題の気もします。

総評

◎おすすめする人

  • ミステリ系の小説をが好きな人!
  • 自分であーだこーだ考えながら物語を進めていきたい人
  • サクッと短時間で遊びたい人

×おすすめしない人

  • じっくり物語の世界観に没頭したい人
  • アクション性のようなゲーム体験をしたい人

プレイ動画は徒然げーむすのYou Tubeチャンネルで是非ご覧ください!
面白かったら、チャンネル登録、高評価もよろしくお願いします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました